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☆崖っぷち&川フチ


がけ崩れや地滑りの発生しやすい条件が見えているなら、なぜ、崖の真際に建物が建てられるのか?と不思議に思う。

山道の拡張も同様で、同時に治山工事あっての高規格道路となるのでは?

 

特に県境に近い山間道路は、防災道路として整備をしておかないと、隣接県からの支援隊も入り込めません。

県境では隣接自治体の方が近い場合もあり、その為、町中の病院へ行くより、隣の自治体からの救急車を呼ぶ方が早いという地域もあります。

 

川フチも増水時には、いち早く自主避難しないと、足下をえぐられる事になりかねません。

 

家ごと流されてしまうケースもあれば、水かさが気になり、観に出かけて帰ってこない方がいるのですから。

《フチは歩くな!》

フチは軟らかくなっている。

降雪時では道路より迫出して積もる為、道路縁が最も危険。かといって建物際では、屋根雪や氷柱も頭上に落ちて来る。


☆崖っぷちの「想定外」は通じない

崩れて当たり前の意識で、日常生活をおくる事が失われるかも知れません。

そこで、あらためて書き添えておきます。

 

2011年10月29日 この日は【総合企画室】の拠点先(金沢市崎浦地区)の文化祭でした。開催場所は「崎浦公民館」。

館内の一角には、「3,11 東日本大震災」県広域救助派遣時の活動写真を展示してあります。

この日、閲覧者に説明をしている際、その方のお連れの方は一切興味がなく、早々に出ようかとされていた時です。もう片方の方が少し掘り下げて話が聞きたいと申され、興味のない方は「私のところは高台だから津波は来ないし、全然大丈夫よ!」そう言切られ、その方のお住いの環境を伺いました。

高台は高台なのですが、「裾には河が流れている」と言う立地でした。

 

そこで、事象事例をお伝えしてみました。↓

これもガケ崩れですが、実は下部が崩れて上部も崩れてくる事象があります。ちょうど、「砂山崩し」と同じです。↓

黄色丸の上に居住されている場合、河から離れているからといって、影響がないとは言えません。しかも、直視出来ない可能性が高いですよね。

1の部を奥深く侵食した際、直上の土砂にも影響する。この様な状況になる事を頭においておかなければ、それこそ個人上の「想定外」となってしまいます。