☆高速道路が海側に…!良いもの悪いもの?!


日本海側で多く見られるのが、海岸線に沿った高速道路。気候の良い時季はすばらしい景色堪能出来るが、冬の荒れた季節には「海の花(海水の泡)」をカブリながらの走行もある。(北陸自動車道 親不知付近)

「親不知」~「糸魚川」を抜ける北陸道は、海の真上を通る。

 

石川県加賀市~白山市美川間、新潟県の一部でも海沿い路線となる。

 

海沿いの高速道路を走行中、強い地震に見舞われ、待避する場合は車両は路側帯に停めることとなるが、津波警戒の為「高台へ向かう」場合はどうすれば良いのか?

既に高速道路は高い位置にあり、人が陸側へ逃げる為には、一度低い平地へ降りなければならない。

 

その場に留まるか?少しでも海から離れるか?判断に苦しむことも事実!

片側「海」、反対側には平地へ降りなければならない場所は多くある。

 

北陸道(加賀~徳光辺り)では、3~4m級の高波程度ならば防波堤とはなるだろうが、下をくぐり抜ける道路・河川へは縮流の進入を許してしまう。

 

その場の地形によりけりだが、陸側が小高い斜面なら迷わずかけのぼる。

だが、そこが海抜何メートルに位置するか?はわからないし、襲ってくる波の高さもわからない。

 

これが積雪時だとすると、どうだろう?

小高い斜面にも、下る斜面にも積雪があり、夏と同じ動きはとれないだろう。(↓イメージ写真を参照)

海と反対側の高台に登るには、車線を渡る必要も出てくる。

登りきっても「津波の高さ」と「この場は海抜何メートル?」がクリア出来ない限り、安心は出来ない。