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自己流カスタマイズ法

身近にある品、100円ショップなどで簡単に安く手に入る品を使って、サイズ直しや使いやすさに工夫させられるアイディアを紹介いたします。

◆ウエストにアジャスターを付けてみる

メンズシルエットを女性が着る際はヒップサイズが軸となるため、ウエストが10cm以上大きくなってしまいます。

そういう時に役立つのが「ウエストしぼり」ができる、「アジャスター」です。



◆パンツのスソを絞ってみよう

防災服などの作業着タイプのパンツはブーツカットのスソで仕上がります。

このままでは編み上げブーツを履くには、スソをブーツの中に入れる「ブーツイン」か、スソを外に出す「ブーツアウト」で使うことになり、特に「ブーツイン」ではヒザの曲げ伸ばし時に突っ張ったり、ブーツインするのに時間がかかってしまうというデメリットがあるため、「ブーツオン」という方法をとります。

 

「ブーツオン」とはバスケットシューズ状のハイカット(ハイネック)ブーツの上部にスソを置いておく方法で、屈伸時もヒザのツッパリが無く、ブーツを脱いでも裾が足首で止まってくれるというものです。

 

下の写真のパンツには絞り用のベルクロベルトがついていますが、絞り方向が片寄るため、使い勝手の良い「組みひも絞り」に細工したものです。

デメリットとしては、パンツを履く際に、裾から出す足の指にヒモが絡んでしまうことです。

これを避ける際は、手間ですが裾端を折り返して、筒状にした中に組みひもを通す方法をお勧めします。

◆パンツのウエストズレ落ち防止策

災害時は動きが激しい活動があり、通常でも荷物の上げ下ろしといったウエストを締め付けすぎると動けない動作があります。

活動服のウエストが大きめになっている訳はここにあるのですが、それ以外ではどうしてもベルトを締めなおさないとズレ落ちそうになる経験から、スーツパンツにも使われている技を用いてみます。

シリコンは100円ショップで耐震用に売っているもので十分。透明ゴムボンドやビニールボンドで好きなところに接着出来ます。接着後は広げて24時間乾燥定着させましょう。

固定位置は基本的に両サイド後ろ側~後部に付いているとインナーも上がってきません。

◆ニーパッド・エルボーパッドのズレ防止策

ヒザのパッドのズレを抑えようとして、きつく締め付けてしまうベルト。

きつく締めるとパッドベルトと身体にも負担がかかります。

 

パンツのウエストと同じで、シリコンゴム板、クッション発泡剤などを使って、ズレをカバーしておきます。

パッド本体はズレなくても、絞りベルトがズレるということもあるので、絞りベルトにも加工すると良いかも。

 

写真の製品はベルトが太いタイプなのでつけやすいですが、細いノーマルタイプの製品ならばベルトを膝裏でクロスさせて使ってみてください。