質問:理想的にはどうあればいいと思いますか?
豪雨災害に見舞われた土地でのこと。
災害時、非常時のみなさんの行動を分析しながら、当人たちの意見を元に組んでみたのが「インナー(下着)」です。
特にレディースのセットアップには目線を作りたいと感じ、企画を立てました。
防災用としてではなくても、街にはアウトドア仕事着のショップも多く有り、メンズものは手に入りやすい反面、女性に使えるものがスポーツ店と固定されるという話です。
専門店化してしまうと、店舗のないローカルでは簡単には手に入らないのです。
ならば「作ってしまえ~」。
使う使わないはあとにくっつくものです。先ずは、こういった時のために使っておこう。日頃にセットしておくものとして扱っておかないと、ほんとうに必要になる人たちがその場にいたってことが結論なんですね。
「普段着を緊急時に使えることで、余分な費用をかけなくて済みますね。」
これが発案した時のお言葉です。
防災とくくると「かた苦しい」「大げさだ」となるんですって。
となれば「日頃使い」に溶け込ませるようにしないといけません。
それと、取材中にも台風襲来で「危惧」するところ、被災女性たちの胸中も見えてきました。
ご年配者は、私のことより若い方たちを優先に!って。
幼子の母親は、私より子供のことを優先に!って。
若いから、年寄りだからって遠慮しないでいいように、万策に近づけられるように持っていこう。こういう事実をカタチにして表現したい!そう思った瞬間、ある方の一言が飛び出しました。「着替えがないと動きようがないの。食べ物より先ずはこのカラダをなんとかしないとさ~っ。」
あれ?津波に見舞われた方も同じこと言ってたよね。
「避難勧告・指示を受けて避難しようとするんだけど、既に豪雨だったの。」
「突然だったよ。水が流れ込んできたの。ここまで絶対水はこないって言ってたのに。」
これがいま避難生活をなさっている方の事実でした。
ところが、避難先の公民館や集会場にたどり着いても、床に足を踏み入れられないんですって。
「もう足元どころか、上半身は豪雨でべっちょり。下半身はヒザ上まで水に浸かって、ずぶ濡れだったからタオルも借りたし、着替えようのない時間を座ることなく迎えたんです。」
「いきなりだと持って出ることもできませんでした。せめて着てれば救いようがあったし、玄関か勝手口の高いところにはリュックに入れとくといいわ。水が入ってくる反対側にね。」
質問:じゃあ何がどのくらいあれば良かった?
「あなたが言うドライウエア上下とサンダルとタオルね。もうすぐにも使わないといけないから、着るものは1セットじゃ足りないわ。だって避難所についてすぐ着替えるでしょ。お水流せないって言うから洗えないじゃない豪雨だもん。次の日からの着替えもいるから少なくても4セットが予備よね~。だから着てるのを入れれば5セットだけど、日頃から着るんなら日頃用にも3、4着いるじゃない。っていうことよ~っ。」
これが「現実」です。
質問:じゃあアウターは?
「避難着って言っていいと思うんですけど、スポーツウエアだったら乾きも早いわよ。ジャージ的なのは汚れてなければそのまま着て寝られるから。でもね、室内に居るだけならいいの。そのまま外に行って帰ってくるとやっぱり汚れるわ。ズボンがずっちゃってね、激しい動きができないのよ。外に行くときはあなたが着てるような作業着は欲しいわね~。屋内と外はやっぱり別になっちゃうわね。それと靴も必要になるわよ。水がひけば長靴とシューズね。贅沢いうわけじゃないけど、長雨のあとの晴天は湿気が多くて身体が重いのよ。でもそんな結果って頭にないじゃない。しかも持って出られるわけないもんそんなにたくさん・・・。」
質問:事前に着ておこうっかって考えってないですか?
「着てるものしかないって考えたら、着替えて逃げることを考えて準備するしかないわよ。でも、今みたいな大雨だったら天気予報気にしながらってできるけど、地震だったら無理よね~っ。毎日使ってないとダメね。」
質問:理想的にはどうあればいいと思いますか?
着替えにかさばらないインナー。
省スペースで、乾きも早く、長時間着ていても疲れない臭わない。
それが「ドライウェア」なんです。
クール~ヒートまで季節に合わせたものがあるじゃないですか~
着てそのまま出歩けるものがアンダーウエアになってると便利ですよね。
それが「スポーツフィットブラ」と「フィットスパッツ」のシリーズです。
災害時の性犯罪からも身体を守ること。
そして、ホールド感・フィット感・ドライ感は、着ているあなたの精神面も安定させてくれます。
日頃なら「補正下着としての役割」があり、フロントジッパーならば着替えもサッとできます。
授乳には「フロントジッパー」をおすすめします。
乳幼児がいる方は上記のタイプで授乳時の対応が可能になり、さらにはこういった場面を想定してデザインした製品も発表しました。
ブラ本体を授乳に対応させたデザインで、肌に優しいスウェット素材です。
スパンデックスという伸縮糸を使ってあるため、非常時でも軽くて動きやすくなっています。
なおバックホック式となります。
授乳の必要が無くなれば通常のスポーツ下着として活用ができますので、乳児ママにはベストな製品ですね。
ただし、メリットがあれば必ず「デメリット」もあることを体験しておいてくださいね。
お風呂上がりでカラダが湿ってると着にくいということなんです。
となれば、身体の湿り気を取る道具に目を向けるでしょう。
こうやって給水タオルの組み合わせにも着眼していきます。
じゃあそのタオルの大きさは??
そのタオル自体を毛布がわりにと思えば大きめのものにするでしょうし、専用ストックとするなら「コンパクト」にするでしょうし。
カラダを拭くことだけならばコンパクトなスポーツタオルで十分でしょうね。
それと「送風」
ドライウエアは自然乾燥で早く乾くのですが、ここには条件があります。
風の流れ!
風に当てられることで乾いていくんです。
そこでハンディ送風機といった、空気の流れを作り出せるものも同梱しておいてくださいね。
もう一つのデメリット
ポケットがない!!
隠し持つ必要のある品々(生理用品)や肌身につけておきたい貴重品の収納ができない。
そこでモバイル収納できるポケットを付けたパンツシリーズも考案してあります。
まず必要になるのが、普段着として使っておける下着です。
非常着=避難着=普段着と心がけてみてください。
台風や豪雨は、天気予報で情報を得て、事前に着替えておいてください。=いつでも逃げ出せる=飛び出せる!へ
地震は突然やってきます。
持って逃げることも不可能に近いでしょう。
しかし、世の中は「非常持ち出し」=「リュック」と意識付けされていますよね。
倒壊は免れても、崩れ落ちたところから「柔らかいリュック」を探り当て、引っぱり出すことは可能ですか??
もちろん置き場所に神経使うのでしょうが、こういったアイディアを日頃に使ってみてはいかがでしょうね?!
発生後に津波や倒壊のおそれがない限り、後から掘り出せる工夫につながるのが、ハードケース型のクーラーボックスです。
1つ目
常温製品のストッカーとして、日頃から使います。
レトルト食品・缶詰・飲料水のストッカーとして使っておくだけです。
そこには「食料がある」ことを家族に知らないうちに植えつけられます。
となれば、後は家族にワンヒントさえ与えておけば「あなたが居ない時」でも安心でしょう。
2つ目と3つ目は
水濡れや圧迫を避けるための「保管庫」にしておきます。
先ず「水に濡れては困るもの」「潰れては困るもの」に分けてみましょう。
【水に濡れては困るもの】
「生理用品」「紙おむつ」「衣類」ですね。
ジップロックに詰めたあと、圧縮して入れます。
三日程度の数量を目安にしますが、衣類はオールシーズン使えるもので、かさばらない「ドライウエア」にすれば、大所帯でも有効です。
ソックス
わたしは新品の状態のクッションソックスというミリタリー用の靴下を6セット入れてあります。
インナーと足元がカバーできれば、あとは各自に必要なものへ目を向けてストックしておきます。
そして忘れないで入れておいて欲しいのが「背負うリュック」です。
クーラーボックスの中味を詰め替えていきます。
空になったクーラーボックスは「冷蔵庫」の食料を入れるために使います。
日用品は3つ目のボックスにしましょう。
「電池」や「ライト」「応急手当品」「サランラップ」といった「水に濡れては困るもの」が多くあります。
これらも、ジップロックに入れてこの中に収めます。
中に必ず入れておいて欲しいのが「不透明なポンチョ」。
ポンチョはこの中でゴソゴソと着替えることもでき、寝袋にも使えます。
そして「目隠し」が必要な時の「のれん」「カーテン」にも使えるんです。
軍用のものならば「屋根シート」にも使えますよ。
簡易トイレもすっぽりと隠してくれるので、外で用を足すときにも使えます。雨避けいがいに「隠す」ことができるすぐれものなんですね。
着替えスペースは車の中や、目隠し(隔壁)のあるところでも行えます。
そして、避難時にこそ「防災服」「活動服」に着替えておいて欲しいのです。
防災服を着こなせば、それらの収納品などにも目配りが効きます。
なんといってもミリタリーポーチやタクティカルベストといったものも、バッグがわりになっていきます。
わたしは10パーツツール(ナイフやフォーク、ドライバーなどがセットされたコンパクトツール)などをベストに仕込んで保管してあります。
貴重品を身につけておくためにも、活動服を着込んでみてセットアップしておくと優位ですよ。
当面は頻繁に着替えられないので、初めに動きやすくしておいてください。
着替えとトイレの隔壁に使えるのがこれ。
海辺でも見かけるタテ型ドームテントです。
シャワーフックもつけられるので、底面はすヌケになっています。
余裕スペースがあれば揃えておくのもいいでしょうね。
女性は「分散型備蓄収納」が有効かと思います。
会社には自分の着替えを中心に。
居住先には家族分と食料をプラスして。
車があるなら「着替え」と「工具」や「ライト類」、タオル程度までは載せておけます。
家屋の中も「分散型備蓄収納」することも可能です。
2階建てなら1Fと2Fに分けたり、外に納屋や車庫があるなら内と外に分けられます。
活動服も写真のとおり圧縮をかけると厚さ3cm以下になります。この程度ならスペアも多くストックしておけますよね。
災害時の性犯罪へは、自ら防御してくださいね。
参考アドバイス記事がありましたので、リンクかけておきます。
2024年正月発生の能登半島地震を受け、新拠点となった富山県南砺市の民間防災【総合企画室】に民間防災【危機管理活動支援局】を併設しました。
総合企画室は現在「作戦室」として金沢市と行き来しながら、行政とは別枠で能登半島地震への策略と企画を構成しています。また、多重災害で長期化への対応として、シーズン物資の中継回路として「南砺福光分室」も開設しました。
その他に以後発生する災害にも対応することになるため、【危機管理活動支援局】を併設し、事案別の情報を活動者向けに提供していきます。
皆様からの活動支援金は
■ゆうちょ銀行
■口座名:民間防災ボランティア
■記 号:13140
■番 号:2059091
にてお受けいたしております。
防災とは「災いを防ぐ」こと
犯罪もひっくるめて
アナタの町で「民間防災」
今しかできないこと
今だからやるべきこと
こんな世の中だから
やっておけばいいじゃないか。
先を越される前に…。
民間防災のスタッフは全国民!
すでに皆さんは「災いを防ぐ側」に居られます。
防災という言葉自体が「堅苦しい」と感じている人が100%です。しかも、その中には防犯も含まれることで、玄関にカギをかけるがごとく、毎日活動なのです。
ところが、 室内に細工されていても外から伺うことも出来ないという「影なる行為」も多く、そこで様々な角度で切り込んでいける「防災人」を作っているのがここ「民間防災【総合企画室】」です。
A)平時活動
何もおきていない時がポイント!
異常を知るには先ずは正常を知ること、正常を維持することです。
B)非常時(有事)活動
テクニカル(知識や技術系プロボノ)な動きが必用!
に分類して
①平素から資格・特技・趣味を用いた活動チームの構築
②非常時活用できる製品の供給。
アウトドア・サバイバル・ミリタリー製品といった装備品など
③防災企業連・非常物資供給事業所の構築
④活動体の横一線化
活動体の監修先として、カタログ化へ
といった事業を軸に、携わる人たちを「防災人万人化計画(47プロジェクト)」へ向けて展開しています。
製作物では防災服・活動服・避難着の製作にもチカラを入れています。
阪神淡路大震災(1995年)時に作った「レスキューオレンジ」の活動服で証明されたのが、活動者の認識性と同時に身分確立です。
機能的にも「着て寝ること」が可能だったり、乾きが早かったりと、当時感じ取った緊急時の場面に使えるように考えました。
なにより、人は着るもの着ないで動きようがない!!
先ずは着る服を軸にすると、身に付けておくグッズや備えに目を向けることができ、至ところは「災いを気にして生きる」につなげていただきたいのです。
平時防災・緊急時活動・災害時支援活動で何かしたいと思っている方へ
「民間防災」の名称で仕掛けてみましょうか?!
仕掛けづくりと直接活動ができる民間防災の「地方事務局」を立ち上げてみましょう。
①行政区(県単位)では事務局として立ち上げることが可能です。
この時は事務局立ち上げルールに従ってお届けいただき、総合企画室の了承のもと開設運営に向かっていただきます。
②実動体として立ち上げることが可能です。
実動のメインタイトルを取り込んでいただいています。
名称活用時の費用について
①設定名称の占有(独占する名称)
②事務局専用トレードマーク類(専用デザイン、権利付きデザイン物など)
身分証・マーク類はデーターにて納められます。
上記の占有項目を得られるのですが、他人へ無断流用するなど無責任行為に向かわれる方が出てきまして、デザイン物には参画する方々の身分確立の役割があり、かつ、デザイン版権もついてございます。こういった条件を考慮して初回にのみ12000円を頂戴し、大切に正しくお使いいただくように改めました。
なお、独立管理制では代表者(登録者)のみの監修となります。
自体内の管理監修は各々のチーム内で行ってください。
【民間防災の起動部門】
民間防災危機管理局【総合企画室】
・Japan Crisis Management Organization(日本危機管理者組織:メイン活動)
・Security-Wit Assist Team(直轄活動)
【総合企画室】は多岐にわたる禍に振り向いてもらうための仕掛けを企画し、使っていただける方々を募っています。
防災・防犯意識昂揚につながるアイテムの販売を通じ、無頓着な方々とつながろうと考えました。ここからも「防災人万人化」へ向かいます。
★主なメニュー
・活動素材(非常時活動体)の発表
・細かな活動チーム(体)の構築
・装備品などの企画・販売
・民間防災【地方事務局】の募集
・防犯に特化する活動者の育成
・防災に特化する活動者(防災士・防災志)の育成
【新拠点】
〒939-1632
富山県南砺市福光7477-7
サブ拠点:金沢市
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