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①防ぐ事の鉄則「自分の身は自分で守る!」

昔から当たり前とされている事ですが、これを行えない方たちが居る事にお気付きですか?

自身の判断や、独自で行動できない方、喋れない方、目や耳が不自由な方などを、社会風に言うと「弱者」といわれ、身障者、知障者、幼児、高齢者が該当します。

 

民間防災では、老夫婦居宅や独居老人対し、「災害医療用身分証」を紹介しています。

これは、自分が語れない状態で発見されても、このカードを身に付けていれば、掛かり付けの病院(カルテの所在)や血液型、別居家族への連絡先といった、必要最小限の情報が読み取れる様になっています。

しかも、外国人と海外向けに対応。さらに、「乳幼児の親用」「子供用」もご用意致しました。

サイズ:片面 85×50mm

※災害医療用 身分証は、D-Bookの「プリントして使うグッズ」に、大人用・子供用などの種別で付属していますので、自由にご活用下さい。

 

後は、家屋内の事前対策を行えるとベストなのですが、今のところ、町会単位での「訪問活動」に留まっています。

 

また、福祉ボラでは、家の玄関に「敬老マーク」を貼る方法を考えられていましたが、この手段は、犯罪者側への格好の目印となる事でSTOPをかけた事があります。

 

ここからは家屋倒壊による「とじ込め」を例に記載しますが、倒壊家屋から一人を救う為には、10名近くのレスキュー者が必要です。しかも、専用の道具を用いての救助作業を要します。

では、発災直後に専門機関が直ぐに動けるか?と問われると、直ぐにはアナタの元にはやって来れません。アナタがどこにいるのか?わからないのです。

↓では、被災直後の時系列から読み取ってみましょう。↓

【助けられる側の結論】

1 先ずは『被害にあわない事』

2 その為には ⇒ 減災 ⇒ 『自宅と職場の被災度数を下げる事』

3 万一 ⇒ 自分の位置を知らせられるグッズを常に身に付ける。(光・音)

4 助かる為には ⇒ 向こう三軒両隣りにも対策してもらう事。

5 逃げられたら ⇒ 「脱出した」事を証明する。

【自治行政側の結論】

1;地域住民の防災力強化に向け、災害弱者宅への減災対策を行う。

 

2;その為に ⇒ 防災士と福祉ボラの有効活用 ⇒ 地域巡回を依頼し、固定活動化する。(常備薬会社や生命保険・損害保険業者との提携も可能)

 

さて、先に紹介した「災害時医療身分証」も重要なのですが、身分証はあくまでも自身のカラダに備えられていて効力があります。

 

しかし、お風呂に入る時や就寝時に身に付けているとは考えられませんよね。こんな時に被害に遭ったら? 実はここが「大きな落し穴」なのです。

 

お風呂や寝床となれば居住先でしょう。

誰が被害にあって、持病は?血液型は?…。意識の無いアナタからは身分証の在りかは聞きだせません。ならば自治会(町内会)で、事前に情報を集積しておけば良いのです。

その為の書類が↓これ。(「プリントして使うグッズ」内にあり)