地震災害では電気の供給が寸断、テレビが見れない事がネックとなり、「自分の置かれている立場が解らない」という時間が流れます。
何が起き、どうなったのか?
人間の心理として、目に映る情報が無いと安心出来ない。そういう人々の下に、避難所が出来上がってしまう。
「それが地震だった事を知ったのは、発生から数時間後だった。しかも、ここが震源だった事すら知る由も無く、ラジオを聞いて始めて知った。」これが早朝におきた阪神淡路大震災の現実です。
外部情報が遮へいされると、それがデマだと疑えない!
「情報が錯綜していない分、それが真実にしか思えない」というのです。当たり前ですよね。他に情報が得られないのですから、比較する事すら出来ません。
報道手段には、テレビ・ラジオ・新聞といったメディア媒体があります。
では、「ラジオ」からの情報は正確に伝わるのか?というと、聞き手の受け取り方で違ってきます。これもまた、人づてにデマへと向って行く引き金となります。まるで、伝言ゲームの結末のような状態ですね。
一番の安心材料は、やはり映像と活字です。耳よりも目に映らせる事でデマは回避出来るのです。しかし、渦中では機能していない事もあり、外から持込むにも時間がかかります。地番の項にて紹介したポータブルナビには、テレビ受信も可能な品もあります。発災後、クルマから取り外し、多くの方と共有します。
ただし、目や耳の不自由な方も居られる事を気にしておきましょう。
ここからは、社会の動向に委ねる事となりますが、携帯電話等の移動通信系の中継局が強化されれば、かなり良いネットワークが構築されるかと思います。
携帯電話に依存してしまう世の中ゆえ、携帯モバイルで写真や動画の配信が出来れば、大半の方の目には映るでしょう。
また衛星映像を使えば、「公・民」にとっても、安否確認や所在、上空映像でピンポイントな被害状況も得る事が出来るでしょう。
ただし、逃げ出す時に持っていれば、とはなるでしょが…。
人には感覚があります。この感覚に合わせた「情報ツール」が必要なのだと感じます。
例えば、視覚障害者へは「音声」。聴覚障害者へは「貼紙」「手話」「灯り」で合図というのもありでしょう。視聴覚双方の障害には何があるのかと考えると、「臭い・匂い」となってしまいます。
そこには「この方々に必要な情報とは何か?」。最終的に「伝わったのか?」の確認も必要ですね。
匂いと言えば、我々『外郭支援者』も、避難所での炊き出しを頂戴する事が多くあります。理由は「自分達の食料は初期の内に分け与えて」しまっているからですね。
歯がゆいのは、炊き出しでカレーライスを作ってくれる時です。空腹時には我慢出来ない良い香りが漂って来るんですよ!
と考えると、匂いも情報伝達の一つとなっていますよね!
この辺りを上手く使えると良いのでは??と思います。
現在行っている事を知ってもらい、安心してもらう事が重要で、日時・場所(在処・危険部位・位置感覚)は最低限必要で、もれが無い事に神経をとがらせます。
しかし、万策とはいきません。避難所開設当初は、どなたがどのような障害をお持ちなのか?また、どなたが「手話」などで対応ができる方なのか?が読み取れません。
それらをカバーするには、避難所開設時に時間をかけてでも、「その方の情報を聴取しながら集積」して行く必要があります。
ここから先は「書類」や「標記」が必要な場面です。
ところが停電の為、パソコンやコピー機が使えないのです。どうやって、カテゴリに分類するのか?となるでしょう。
「避難所収容者情報」で必要な項目が定まった時点で、ノンカーボンでの伝票式にて印刷してストックしておくと良いですね。
そこにはミシン目を入れて、「私は目が見えません」「耳が聞こえません」と半券式で身に付けてもらう細工もあって良いでしょう。
それと複写は最小限、3ページは必要です。1:収容者リストへ、2:情報の追記用(以後に得られる情報)、3:区分用(技能や役割分担など)に用います。長期開設となればそれ以上に必要となるでしょう。
また、電気のない事を考慮すれば、カーボン紙は必須となりますね!
ここからも「デジタル社会」から「アナログ社会」に戻す瞬間でもあります。是非ご準備をなさっておいて下さい。
原発、自治体アンケート 国、事業者の情報公開が不十分
毎日新聞4月17日(日)15時22分配信
◇福井、石川両県の首長7人が回答
東日本大震災による東京電力福島第1原発事故を受け、原発が立地または建設計画がある自治体の首長を対象に毎日新聞が実施したアンケート調査=15日付朝刊1、3面に詳報=で、北陸地域で回答した福井、石川両県の首長計7人全員が、国と電力事業者のどちらも情報公開が不十分だと回答した。【まとめ・安藤大介】
対象の7首長は、両県知事と、福井県敦賀市、美浜、高浜、おおい、志賀の各町長。いずれも文書で回答した。
同事故の情報公開の時期や内容については、石川県知事が「適時適切な情報公開がなされていたとは思えない」と厳しく批判。他にも「情報の発信が遅く、専門的で分かりづらい」(敦賀市長)、「正確を期すためとはいえ、情報の確認から公開までの時間がかかり過ぎる」(おおい町長)と指摘した。美浜町長は「情報発信は一元化すべき」と、国と事業者の連携強化を求めた。
地元に立地する原発の安全性について、6首長が「安全性が揺らいだ」と回答したのに対し、高浜町長は「安全性は揺るがない」とし、電力供給の逼迫(ひっぱく)を理由に、選択肢の中から「現状のまま運転継続を認める」を選んだ。一方、志賀町長は「福島原発事故の原因が解明されていない」として、定期検査中の原発の運転再開を認めない姿勢を示した。
新規増設の原発については、日本原子力発電敦賀原発3、4号機の増設計画がある敦賀市長が「準備工事中なので、福島事故の徹底的な原因究明と、それを踏まえた万全の安全対策、建設が行われるのであれば継続を認める」とした。
今後、国や事業者に求めるものや意見としては、不安の声が多く寄せられた。美浜町長は「(現在想定している原発からの)避難は、コントロールできる範囲の放射能漏れを想定したもので、福島のようにコントロールできない状態を想定した避難訓練はあり得ない。対策をしっかりしないと、原発を受け入れる自治体はなくなる」と危機感を募らせた。志賀町長は「安全神話が崩れた今、町は町民に対して安心をどうサポートできるか考えないといけない。まず事故の原因究明を徹底すること、国の指針を早く示すことを求めたい」と答えた。
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正なる情報の公開がないことには、いくら聞き耳を立てていても入って来ないでしょう。
しかし、それが「正」だと言う事が見極められるか?もさらに問題となります。
やはり情報は、それなりの部署が責任をもって公開すべきですね。
2011.3.12 19:12
東日本大震災をめぐっては、被災地の詳細な情報が伝わらない中、ネット上では事実無根の情報が飛び交った。「次の震源地」や「有害物質の雨」などを指摘する内容だが根拠は薄弱。枝野幸男官房長官も12日夕の会見で冷静な反応を呼びかけたが、デマの拡散は収まらなかった。
「近畿のプレートが小さくなってこれが元に戻ろうとする。明日明後日は近畿の方は警戒してください」「阪神大震災後には女性暴行が増えた」
ミニブログ「ツイッター」では、地震発生直後から不安をあおるような様々なデマが広がった。
千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災について、「有害物質が雨などと降るので注意」とするツイッター上の書き込みやメールが拡散。コスモ石油が「そのような事実はない」と否定するコメントをウェブサイトに掲載する騒動もあった。
12日午後になり、福島第1原発周辺で放射性物質が検出され、炉心溶融(メルトダウン)の可能性が指摘されると真偽不明の発言は増加。「原発から100キロ圏内にいる子供にはヨウ素剤を飲ませた方がいい。とろろ昆布があれば食べて」という“指南”以外にも、「スーパーで客がすごい勢いで食料を買いあさってる」「脱出できる方は今すぐ新潟から西へ避難を」と混乱をあおるような書き込みも広がった。
こうした情報の多くには「拡散希望」などという一言が添えられ、利用者がさらに広めてしまうという悪循環につながっている。
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一番厄介です。「デマ」を証明する事。どうやれば「デマ」だとわかるのか?が問題で、最小限、情報の出所(署名)を確認する事です!
この他に、臨時の「コミュニティーFM」も設置する
電波には「電波法」の絡みが…
即時開局させられるか!?というと、実際には管轄する「総合通信局」からの無線装置への免許の発行が必要。
しかし、そこには用いる送信機の設計図や出力の計測も必要!
開局申請するには先ず機器を準備し、それらの設計図や構成図が必要です。設備投資が先行する為、緊急性があっても機材の手配と届け入れ受理までの時間は必然的にかかります。
パーソナリティーや番組編成スタッフ、取材スタッフも必要!
なにより、運営スタッフと運用スタッフが居なければ、番組は出来ません。
さらに「リスナー」(聞き手側)が居なければ無意味
放送を聞いてくれる対象者が居なければ、自己満足となってしまいます。当然、受信エリアにも思慮深くならなければなりません。
ラジオ(受信機)を持っていること!
当たり前ですが、放送を受信出来る物が備わっている事です。
2024年正月発生の能登半島地震を受け、新拠点となった富山県南砺市の民間防災【総合企画室】に民間防災【危機管理活動支援局】を併設しました。
総合企画室は現在「作戦室」として金沢市と行き来しながら、行政とは別枠で能登半島地震への策略と企画を構成しています。また、多重災害で長期化への対応として、シーズン物資の中継回路として「南砺福光分室」も開設しました。
その他に以後発生する災害にも対応することになるため、【危機管理活動支援局】を併設し、事案別の情報を活動者向けに提供していきます。
皆様からの活動支援金は
■ゆうちょ銀行
■口座名:民間防災ボランティア
■記 号:13140
■番 号:2059091
にてお受けいたしております。
防災とは「災いを防ぐ」こと
犯罪もひっくるめて
アナタの町で「民間防災」
今しかできないこと
今だからやるべきこと
こんな世の中だから
やっておけばいいじゃないか。
先を越される前に…。
民間防災のスタッフは全国民!
すでに皆さんは「災いを防ぐ側」に居られます。
防災という言葉自体が「堅苦しい」と感じている人が100%です。しかも、その中には防犯も含まれることで、玄関にカギをかけるがごとく、毎日活動なのです。
ところが、 室内に細工されていても外から伺うことも出来ないという「影なる行為」も多く、そこで様々な角度で切り込んでいける「防災人」を作っているのがここ「民間防災【総合企画室】」です。
A)平時活動
何もおきていない時がポイント!
異常を知るには先ずは正常を知ること、正常を維持することです。
B)非常時(有事)活動
テクニカル(知識や技術系プロボノ)な動きが必用!
に分類して
①平素から資格・特技・趣味を用いた活動チームの構築
②非常時活用できる製品の供給。
アウトドア・サバイバル・ミリタリー製品といった装備品など
③防災企業連・非常物資供給事業所の構築
④活動体の横一線化
活動体の監修先として、カタログ化へ
といった事業を軸に、携わる人たちを「防災人万人化計画(47プロジェクト)」へ向けて展開しています。
製作物では防災服・活動服・避難着の製作にもチカラを入れています。
阪神淡路大震災(1995年)時に作った「レスキューオレンジ」の活動服で証明されたのが、活動者の認識性と同時に身分確立です。
機能的にも「着て寝ること」が可能だったり、乾きが早かったりと、当時感じ取った緊急時の場面に使えるように考えました。
なにより、人は着るもの着ないで動きようがない!!
先ずは着る服を軸にすると、身に付けておくグッズや備えに目を向けることができ、至ところは「災いを気にして生きる」につなげていただきたいのです。
平時防災・緊急時活動・災害時支援活動で何かしたいと思っている方へ
「民間防災」の名称で仕掛けてみましょうか?!
仕掛けづくりと直接活動ができる民間防災の「地方事務局」を立ち上げてみましょう。
①行政区(県単位)では事務局として立ち上げることが可能です。
この時は事務局立ち上げルールに従ってお届けいただき、総合企画室の了承のもと開設運営に向かっていただきます。
②実動体として立ち上げることが可能です。
実動のメインタイトルを取り込んでいただいています。
名称活用時の費用について
①設定名称の占有(独占する名称)
②事務局専用トレードマーク類(専用デザイン、権利付きデザイン物など)
身分証・マーク類はデーターにて納められます。
上記の占有項目を得られるのですが、他人へ無断流用するなど無責任行為に向かわれる方が出てきまして、デザイン物には参画する方々の身分確立の役割があり、かつ、デザイン版権もついてございます。こういった条件を考慮して初回にのみ12000円を頂戴し、大切に正しくお使いいただくように改めました。
なお、独立管理制では代表者(登録者)のみの監修となります。
自体内の管理監修は各々のチーム内で行ってください。
【民間防災の起動部門】
民間防災危機管理局【総合企画室】
・Japan Crisis Management Organization(日本危機管理者組織:メイン活動)
・Security-Wit Assist Team(直轄活動)
【総合企画室】は多岐にわたる禍に振り向いてもらうための仕掛けを企画し、使っていただける方々を募っています。
防災・防犯意識昂揚につながるアイテムの販売を通じ、無頓着な方々とつながろうと考えました。ここからも「防災人万人化」へ向かいます。
★主なメニュー
・活動素材(非常時活動体)の発表
・細かな活動チーム(体)の構築
・装備品などの企画・販売
・民間防災【地方事務局】の募集
・防犯に特化する活動者の育成
・防災に特化する活動者(防災士・防災志)の育成
【新拠点】
〒939-1632
富山県南砺市福光7477-7
サブ拠点:金沢市
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