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☆助けに来れない!助けに行けない!


消防も警察も、その場での出来事にほんろうされる。

彼等はウルトラマンじゃないし、仮面ライダーでもない!いや、彼らですら1事案しか手につけられないでしょう。

 

河川の氾濫を例えると、上流へはなかなか入り込めないのも事実。

上流では土砂や落石、障害物に道を阻まれ、それ以上は先には進めない。

 

広域災害時には「どうやって私の元に来れますか?!」の問いには、専従職員も答えられなかった。これが「こと災害時には、住民を守るべく組織されている職員の数は、米粒に等しい!」となるのです。

 

結論。

最低限、隙間ができ、逃げ道があり、身を寄せるところを作っておく!

要は「減災努力」を行う事で、少しは気が安らげるでしょう。

そしてさらに、助かった方々で自主防災を起動させられるか?となる。

 

※広域救助隊の集結場所は、都道府県庁舎、主要市役所など。

 それから地区を割り当て、検索する事になる。


☆支援者も来れない!家に戻れない!

前記同様、地域の自主防災組織も、個々の対策を怠ると町全体が滅びる可能性がある。

 

管外支援者も、集結場所に到着するまでに時間がかかり、地理にも不案内。となれば、なおの事「ピンポイントに検索は出来ない」。

 

住民の3分の2が平日の仕事を持つ団地では、出勤後の発災を心配している。出勤時間帯に違いはあるが、週の5日は、居住者数の3分の2の総べてが仕事に向かう。残されたのは、幼児を抱える主婦と、高齢者のみ。

果たして、この人たちで乗り越えられるか?

一度出勤してしまうと、助けに戻れない!も、拍車をかける要因となる。


横浜アリーナに避難した帰宅困難者

横浜市は急ぎ、横浜アリーナを開放し、帰宅できない人たちの受け入れを開始した。しかし同施設の収容人数を上回ったため、港北スポーツセンター、港北公会堂も開放して対応にあたった。ピーク時には、3施設で3300人が収容された。2011,3,11